今回の確定申告(2025(令和7)年3月申告)で使用する贈与税の申告書は、2024(令和6)年分以降用に改定になっています。
下書きなどをする際は、まず贈与税の申告書の第一表や第二表の右端上の表示が「令和6年分以降用」となっているかチェックしましょう。
2023(令和5)年分までとの違いは、基礎控除額欄(第一表なら5・第二表なら28)の名称です。
2024(令和6)年分から、相続時精算課税にも基礎控除額ができた関係で変わっています。
具体的には
第一表では「暦年課税に係る基礎控除額」
第二表では「相続時精算課税に係る基礎控除額」
という表示になっています。
また、第二表の「相続時精算課税に係る基礎控除額」では、特定贈与者が複数いる場合には按分計算が必要です。
27の欄に、特定贈与者ごとの贈与税の課税価格の合計額を記入するところがありますので、合わせてみておくとよいです。
(注)執筆時点の商品・サービス・法令等に基づいて作成しています。また、個別具体的な事例に適用する場合、記事の内容と異なる可能性があることにご留意ください。
【編集後記】
午前中は事務所内
午後は出張
また寒くなって
朝は雪がありました