早めの準備が

確定申告に必要な証明書を交付してもらう時期になっています。

そのうち、市町村に申請して交付してもらう書類には、代表的なものが2つあります。

【1】障害者控除対象者認定書

介護保険法による要介護度1〜5に認定された65歳以上の人のうち、精神または身体に障がいがある人は、身体障がい者に準ずる人として、税法上の障害者控除が受けられる場合があります。

その認定を受けたという書類です。

なお、身体障害者手帳などで障害者控除が受けられる人は、原則として申請の必要はありません。

【2】おむつに係る費用の医療費控除の申告に関する証明書

申告する年に6ヶ月以上の要介護認定期間があり、所定の条件を満たしている場合は、市町村が発行する確認書を添付することで、おむつ代を医療費控除の対象にすることができます。

これについては、2024(令和6)年分の申告から取り扱いが少し変わっています。

これまでは、1年目は医療機関のおむつ使用証明書が必要でしたが、今後は、1年目からでも上記の市町村が発行する確認書で代替えすることができるようになりました。

ただし、無条件で代替えできる訳ではありませんので、細かい要件の確認は必要です。

また、市町村によって書類の呼称が違う場合がありますので、書類名は参考程度にしてください。

いずれにせよ、必要ならば早めの準備が安心です。

(注)執筆時点の商品・サービス・法令等に基づいて作成しています。具体的な事例に適用するには記事の内容と異なる場合がある可能性にご留意ください。

【編集後記】

夕方に10キロラン

次回からもう少し

距離を伸ばします