会社は誰のものかという議論があります。
誰のものかという問いの答えとして、よく出てくるのが株主、顧客、従業員の3つです。
・出資して会社を所有しているのだから、会社は株主のもの
・商品やサービスを買ってもらえないと会社は成り立たないので、会社は顧客のもの
・働いてくれる人がいないと会社はやっていけないので、会社は従業員のもの
これらの主張は、すべて合っていると思います。
ですので、いくら考えても結論が出ることはありません。
中小企業の場合、株主=経営者になっていることがほとんどです。
そのため、会社は自分のものという意識が強い経営者の方が多いです。
これについても否定はしません。
当然そうなると思います。
自分の会社だから頑張れるというのは、確実にありますので。
ただ、事業を長く続けていくという視点に立つと、少し問題があります。
事業を長く続けていくためには、多くのファンについてもらわなければいけません。
会社を自分だけのものにしてしまうと、ファンは離れます。
逆に、会社をみんなのものにすると、ファンはついて来てくれます。
アイドル活動やアーティスト活動と同じですね。
株主、顧客、従業員や経営者、その他多くのファンがつくことによって、事業は長く続けていくことができます。
【編集後記】
いま読んでいる本が面白く
何度も読み返すので
読むのに時間がかかってます