3つの人格その3

マイケル・E・ガーバー氏の著書『はじめの一歩を踏み出そう』は、仕事に忙しいのに、このままでいいのか不安だという、スモールビジネスオーナーに読んでおいてもらいたい一冊です。

個人的には、経営者を3つの人格に分け説明しているところが好きです。

それが、起業家・管理者・職人の3つです。

その中でも今回は職人の仕事について。

職人の仕事は、

手を動かすこと

良いものをつくること

名人芸を発揮すること

こだわりとプライドを持つこと

品質を落とさないこと

と書かれてあります。

職人は、勤め先から独立した人に多い人格タイプかもしれません。

いわゆるフリーランスの人です。

ただ、あまりにその傾向が強いと、仕事が好きで独立したのに、その仕事に苦しめられることになります。

良い仕事をしたいがために、必要以上に仕事をして、疲れてしまう。

でも、仕事の質を落としたくないので止められず、もっと仕事をしてさらに疲れてしまう。

その繰り返しです。

そこで必要なのが別の人格です。

職人から

起業家(そもそもの事業目的を確認する)

管理者(現実的な事業計画を立てる)

に切り替わらなければいけません。

ただ、そんなに上手くはいきませんね。

それができていれば、はじめから悩みません。

まずは、3つの人格を意識すること。

そして、第三者に客観的に見てもらい、今◯◯になってるよ!と言ってもらう。

それが最初のステップだと思います。

【編集後記】

夕方いつものコースを8キロラン

湿気のせいかいつもより暑い気が

無理せずゆっくりいきました