マネーフォワードクラウド会計で、OpenAI社が提供するChat GPTで利用できるGPTとして、マネーフォワード クラウド 会計 for GPTの提供が開始されています。
Chat GPTを利用していることが前提で、Chat GPTが無料版であっても、無料版の制限の範囲内で利用ができます。
GPTとは、G(ジェネレーティブ)P(プレトレーニング)T(トランスフォーマー)の略で、ざっくり言うと、こちら(人間)が投げかけた問いに対して、相手(AI)が理解をし、膨大なデータから、自然で人間的な応答を生成してきます。
マネーフォワードの説明書きには、
「ChatGPT」とAPI連携することで、マネーフォワードクラウド会計・確定申告に登録されている財務データを利用し、自然言語で経営状況の概要や改善点を把握できます。
とあります。
Demoを見ると比較表や推移などが簡単に作成でき、財務の健全性なども分析してくれるようで、データ(数字)を把握するのに便利そうですね。
ただ、データは把握するより、活用するのが難しいです。
なぜなら、どう活用するかは「人による」から。
たいていの場合、色々な要因が複雑に絡み合って、データは構成されています。
そのため、データそのものより、色々な要因の「色々」のほうを検討する必要があります。
また、データだけでは読み取れないもの(考え方や好き嫌い、その時の気分など)が経営に与える影響も多分にあります。
目的によってもデータの見え方は違いますしね。
「人による」を言語化・見える化するには、さらに深い対話とコミュニケーションの重要性が増してきます。
だって、データを把握するのは、AIじゃなくても以前から出来ていたはずですから。
(注)執筆時点の商品・サービス・法令等に基づいて作成しています。具体的な事例に適用するには記事の内容と異なる場合がある可能性にご留意ください。
【編集後記】
パリオリンピック
スケートボードの解説
最初は「んっ?」となっていましたが
今となってはあれじゃないと駄目ですね
なんだか心地いい